語学学習の手法をメモする
こんちわ
今回は語学学習のやり方についてメモしていきます
誰に向けての記事だよ
この記事の読者対象ですが、本気でゴリゴリやってくタイプの人や、試験前で短期間で詰め込まなければいけない人、語学が好きで好きで仕方ない人、まったく学習が苦にならないいわゆる適性のある人、以外の人です。
言い換えれば、初学者、やってる間に辛くなってくるような人が対象です。
まずこの記事における語学学習の定義です。
母国語、外国語問わず、言語の使用上の疑問や興味関心から生じた語学へのモチベーションで以て学習する意欲を持ちながら、母国語、外国語を学習しようとする、学習することです。
つまり、「言葉をもっと知りたい!」と思いながら言葉の勉強をすることです。自発的に勉強している人とも言えます。
語学学習のやり方について
まず、僕がやっている方法を改善した形でメモします。
順番は下記に後述されます。
取り組み方ですが、1ステップを完璧に仕上げて次、というのではなく、5,6割出来たら次、という感じでガバガバで次に進んで取り合えず素早く終わらせるのを意識して下さい。先です。概略をつかんでください。時間をかけるのはその後です。
1単語を読めるようにする=音を覚える
2基本文法を理解する(2週程度した方が定着しやすい)
3語彙を増やす
4テストを受ける
可能であれば、1週目のステップ1・2は頑張って1週間で終わらせましょう。
次にステップ2の2週目以降についてです。
1週目を終えて、すぐに2週目に入るのは止めましょう。少し頭に整理する時間を与えてください。何も考えなくていいです。やる気が回復してきたころにまたやりましょう。回復してこなかったらもう忘れる勢いで別のことをします。頭を休めましょう。
余談
多分ですけど、この記事が冒頭で読者対象として定めているようなタイプの人たちは、「やっとこさ1週目が終わったぞ!」という段階では、同時に「よく分かんねえし、所々覚えきれてないし、身に付いてるかも怪しいし、俺語学向いてないかも……」と自信喪失していることだと思います。
例を出すと、RPGクリアしてエンディングの余韻に浸っているところに、2週目の周回コンテンツの内容を提示されたかのような感覚が近いと思います。つまり、「もういいよ! おなか一杯だから」ということです。
そもそも発音と文法を覚える段階って一番辛い段階ですから、それを一通り頑張って終えた段階で、「今すぐもう一周やれ」だなんて、うんざりしないはずがないんです。
うんざりしなかったらこの記事の読者対象じゃないので、貴方自身の方法で進んでいってください。幸運を祈っています。もう帰っていいよ!
余談終わり
ステップ3は、1・2という一番きつい段階を乗り越えた先にある自己満足領域です。短期間で増やす方法が僕は思いつかないので、気長にやってみてください。
ステップ4は、受けるテストの難易度によって違います。
例えば中国語の中検1級を受けたい、スペイン語DELEのC1を受けたい、ドイツ語のゲーテインスティトゥットのC1を受けたい、という感じでもうその言語で海外の国に乗り込んで仕事したい、という人だったら、文法覚えたその先に語彙増強という新たな地獄が待つことになります。
文法発音地獄を越えて、語彙地獄だと思わないようになった方は、そのまま進んでもいいと思います。
何か外国語をやる時に、一応のゴール・目標到達度合いを設定しておくことは重要だと思います。
効率が落ちるタイミングがある
さて、どうしても勉強中スピードが落ちる場面があります。
①脳が止まってる=頭が疲れてる
②直感的に=すぐに理解が出来ない=左脳を使って理解する必要がある
③Another脳停止=学習効果が確認出来なくて、半ばうんざりしてきてる
ざっとこんな感じです。それぞれに対策を考えていきます。
①対策
休む。あなたの頭は疲れています。限界です。やめて別のことをしてください。1時間以上語学やってると、この状態に知らないうちに遷移します。自覚した段階で直ちに休んでください。
休み終わったら集中して短時間で片付けちゃいましょう。ずっとやってる事が最も効率がいい、という昭和の老害たちの自虐美談は無視しましょう。
集中と休憩を繰り返した方が圧倒的に効率がいいです。
②対策
その単元はいったん飛ばしてください。メモして後で戻ってきましょう。経験上、基礎文法の難しいところか、応用の応用か、基礎の基礎を基礎だと割り切れずうんうん唸って考えてるのだと思います。これは①の状態に近いので、ちょっと止まったなと思ったら離れるか飛ばすかしてください。
③対策
休む。脳に整理する時間が必要です。休んでる間に頭が知識のリンクを始めます。その後アクティブリコールと組み合わせて記憶を定着させましょう。
最後に
何度も言うように、記憶定着には脳の休憩をはさむことがマストです。「ずっと集中して全部頭に入れるのが一番高効率なんだ!」と宣う方がいらっしゃいますが、その人を見てみてください。自分はスマホポチポチして肝心の内容に取り組んでないでしょ。
何が言いたいかというと、そういった無茶な理想論(もちろんできる人がいないわけではないだろうし、出来れば効率が良いことは僕も認めています)を努力している他人に振りかざす人ほど自分は努力した経験に乏しい、ということです。
彼らの発言を真に受けて「ずっと集中して取り組めない、集中力切れてだらだらになってしまう、その上学習効果が低い自分は勉強に向いてない」となるのは悪循環です。そもそも頭に休憩をはさむプロセスが必要なのに間違った手法でアプロ=チしているからそりゃ出来るはずがないんです。
いったん離れて俯瞰するというのも大切なアプローチの一つです。ご一考くださいね。
いやまあ知らんけど(花保持)